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日本人のバックボーンを築いた陽明学とは一体どんな学問か。陽明学に生きた34名の著述言行録の中から、一〇〇のことばを採り出して、これをどう生かすかを解説した、リーダーたちの必読書。
愛読者カードより(読者の声)
・陽明学入門書として、とても役立ちます。 ・中味の濃い本なので、何度でも拳拳服膺したいと思います。 ・社会人になる孫にプレゼントします。 ・子供でも読み易く、学校の教材として使われると良いと思う。 ・中学生の時に、神田神保町でこの本に出会いました。そして今、大学生になって改めて読むと、良い本に出会えて本当によかったと思っています。 ・非常におもしろかった。
など、多くのお声を頂いています。
目次
まえがき
1 登第は恐らくは未だ第一等の事と為さざらん。……(王陽明)
2 険夷、 原胸中に滞らず。……( 〃 )
3 志立たざれば、 天下に成るべきの事なし。……( 〃 )
4 知は行の始め、 行は知の成れるなり。……( 〃 )
5 聖賢の人を教うるは、 医の薬を用うるが如し。……( 〃 )
6 その数頃の源なきの塘水とならんよりは、……( 〃 )
7 人は須く事上に在りて磨錬し、 功夫を做すべく、 乃ち益有り。( 〃 )
8 樹を種うる者は必ずその根を培い、 徳を種うる者は必ずその心を養う。( 〃 )
9 人生の大病は只だ是れ一の傲の字なり。( 〃 )
10 学は須く己に反るべし。……( 〃 )
11 諸公、 此に在っては務めて箇の必ず聖人と為らんとするの心を立つ要し。…( 〃 )
12 学者の聖人を学ぶは、 是れ人欲を去って天理を存するに過ぎざるのみ。( 〃 )
13 人を殺すには須く咽喉上に就いて刀を著くべし。……( 〃 )
14 山中の賊を破るは易く、 心中の賊を破るは難し。 ( 〃 )
15 人生、 命に達すれば自ら灑落。 讒を憂え毀を避けて徒に啾啾せんや。( 〃 )
16 夫れ学は之を心に得るを貴ぶ。……(王陽明)
17 起ちて高楼に向かい、 暁鐘を撞く。……( 〃 )
18 我がこの良知の二字は、 実に千古聖々相伝の一点の滴骨血なり。( 〃 )
19 六経とは他にあらず、 吾が心の常道なり。……( 〃 )
20 人々自ら定盤針あり。……( 〃 )
21 知の真切篤実なる処は、 すなわち是れ行なり。……( 〃 )
22 良知は只だ是れ箇の是非の心なり。……( 〃 )
23 吾が平生の講学は、 只だ是れ致良知の三字のみ。……( 〃 )
24 蓋し良知は只だ是れ一箇の天理の自然に明覚発見する処。……( 〃 )
25 此の心、 光明。 亦復た何をか言わん。( 〃 )
26 宇宙内の事は、 これ己が分内の事なり。 己が分内の事は、 これ宇宙内の事なり。(陸象山)
27 学いやしくも本を知れば、 六経みな我が註脚なり。( 〃 )
28 易簡の工夫は終に久大、 支離の事業は竟に浮沈。( 〃 )
29 人の喩る所は其の習う所に由る。 習う所は其の志す所に由る。( 〃 )
30 政をなすは人に在り。 人は政の本なり。 身は人の本なり。 心は身の本なり。( 〃 )
31 易とは己なり。 他あるにあらざるなり。(楊慈湖)
32 自然にして自得す。(陳白沙)
33 静中に端倪を養出す。( 〃 )
34 楽しきは是れ学、 学は是れ楽し。(王心斎)
35 大人は命を造つ。( 〃 )
36 出でては必ず帝者の師となり、 処りては必ず天下万世の師となる。( 〃 )
37 聖人は過ち多し。(聶双江)
38 戒慎 恐 懼は良知を致す所以なり。(鄒東廓)
39 至善無悪と曰うもまた可なり。 無善無悪と曰うもまた可なり。(銭緒山)
40 戒懼するは、 すなわちこれ良知なり。( 〃 )
41 功を本体に用いると、 功を用いて以て本体を求むるとは、 また微しく毫釐の異有り。(欧陽南野)
42 日も尚お昃く有り、 月も尚お虧くる有り。(王龍溪)
43 息は三教の宗を範囲す。( 〃 )
44 其の天則の自然に順って、 我、 心を容るる無し。( 〃 )
45 陽明先生の学、 それ聖学たること疑なし。……(羅念庵)
46 此の身、 才に立てば、 天下の道、 即ち現る。(羅近溪)
47 それ童心とは真心なり。……(李卓吾)
48 穿衣吃飯は、 即ち是れ人倫物理。 穿衣吃飯を除却して倫物なし。( 〃 )
49 人に男女有りと謂ふは則ち可なれども、 見に男女有りと謂はば、 豈に可ならんや。( 〃 )
50 為善去悪は、 無善無悪を悟りて始めて真なり。(周海門)
51 心は舟のごとく、 意は舵のごとし。(劉念台)
52 慎独を言えば、 身・心・意・知・家・国・天下、 一斉に倶に到る。(劉念台)
53 餓死のことは小にして、 節操を失うことは大なり。( 〃 )
54 妄を却けて真に還るの路こそ、 喫緊の工夫なり。( 〃 )
55 胸中、 万斛の泪あり。 半ばこれを二親に灑ぎ、 半ばこれを君上に灑ぐ。( 〃 )
56 吾の言は一人の私言にあらず。……(黄宗羲)
57 悔過自新は千聖進修の要訣。(李二曲)
58 人の病に惻隠する心を育てよ。(李穆堂)
59 聖人の明徳は至誠無息、 長在不滅なり。(中江藤樹)
60 天地の間、 みな天然一定の分数あり。( 〃 )
61 孔門の教えは文・行・忠・信の四なり。( 〃 )
62 君子は主と親との軽重を言わず。(熊沢蕃山)
63 学ぶ所は常に士心の発奮にあり。(三輪執斎)
64 大臣の心得は、 先づ諸有司の了簡を尽くさしめて、……(佐藤一斎)
65 学は立志より要なるはなし。……( 〃 )
66 此の学は吾人一生の負担なり。 当に斃れて後已むべし。( 〃 )
67 少くして学べば、 則ち壮にして為す有り。……( 〃 )
68 吾が躯は、 父母全うしてこれを生む。 当に全うしてこれを帰すべし。( 〃 )
69 太虚に帰す。(大塩中斎)
70 「明」 字、 「親」 字、 「止」 字はみな自分を責める 「功夫」 だ。( 〃 )
71 一毫も懈心の生ずれば、 即ち百悪の叢まる所となる。(吉村秋陽)
72 事の外に立ち事の内に屈せず。(山田方谷)
73 誠意の学に従事して之を実功の間に試みる。( 〃 )
74 小生平日陸子 「白鹿洞之講義」 を尊信仕、……(林良斎)
75 智者は機を投ずるを貴ぶ。(佐久間象山)
76 士君子、 経を誦せざれば、 則ち以て本を立つるに足らず。……(春日潜庵)
77 志は高遠を期し、 功は切近を貴ぶ。……(池田草庵)
78 万民の上に位する者は、 人民の標準とならねばならぬ。(西郷隆盛)
79 誠忠派の人々は、 世の中に酔ひ候塩梅、 逆上いたし候模様なり。( 〃 )
80 丈夫の一諾、 苟もすべからず。(吉田松陰)
81 然れども知は行の本なり。( 〃 )
82 上うえに獲えらるは、……。( 〃 )
83 断頭上に在りて活を求む。(東沢瀉)
84 良知を説きても良知を見ざる者。(山田準)
85 飲食も読書も消化を要す。( 〃 )
86 人生の指導原理となる経学。(安岡正篤)
87 人物学を修める二つの秘訣。( 〃 )
88 知識・見識・胆識(安岡正篤)
89 神明は則ち日の升るが如く身體は則ち鼎の鎮する如し。 ( 〃 )
90 心中常に善神を含むこと。( 〃 )
91 目先にとらわれず長い目で見る。( 〃 )
92 先賢教えを垂れて民厚きに帰す。( 〃 )
93 日本農士学校 「学道箴規十則」( 〃 )
94 無名にして有力なる人たるべし。( 〃 )
95 六中観と六然( 〃 )
96 一利を興すは一害を除くにしかず。 一事を生やすは一事をへらすにしかず。( 〃 )
97 万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス。 ( 〃 )
98 一燈照隅行―万燈照隅行― ( 〃 )
99 素心規と自然訓( 〃 )
100 諸教は帰するところみな同じ。 ( 〃 )
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