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言志四録に学ぶ 下 ◆ 目 次 ◆
51 学を為すの緊要は、心の一字にあり 9
52 学ぶ人は、もと生きて聖となるを要むべし 14
53 学ぶ者は真の是非を覓むべし 20
54 物我一体なるは、是れ仁なり 25
55 此の学には伝の伝あり、不伝の伝あり 30
56 道義・心術は途に両岐なし 35
57 一たび疑ひ起る毎に、学の進むを覚ゆ 40
58 徳によりて自ら反みるべし 45
59 大に従ふ者は大人為り 50
60 人の長処を視るべし、短処を視る勿れ 55
61 経典を読むときは、寧静に端坐すべし 61
62 治心の法、須らく至静を至動の中に認得すべし 66
63 武技を観るに、目を以てせずして心を以てす 71
64 いま求められる「英気ある大丈夫」 76
65 相の位に居る者は明・通・公・溥なるべし 81
66 言路の開くは慶すべきも、察せざるべからず 86
67 水清ければ、魚なし 91
68 僚友に処するには、肝胆を披瀝し同胞の如くせよ 97
69 心は現在なるを要す 102
70 果断には義と智とを并せ来るべし 107
71 游蕩の子弟も棄つべきにあらず 112
72 居敬の功は慎独にあり 117
73 好色の心を挽回転化して、好徳の心にすべし 122
74 天下の人は皆同胞為り 127
75 人は各々に分有り、当に足るを知るべし 133
76 自ら欺かざる者は、人も欺く能はず 138
77 学は心を学び、教えは心教を以てす 143
78 源有るの活水は浮萍も自ら潔し 148
79 学ぶ者は、志大に、工夫は小に 154
80 困心衡慮は、知慧を発揮す 160
81 得意の事は懼るべし失意の事は慎むべし 165
82 端坐して内省し、心の工夫を做すべし 170
83 我の言行に差錯すれば、自ら咎むべし 176
84 敬は活敬、常惺惺の敬たるべし 181
85 義は宜なり、道義を以て本と為す 186
86 意を誠にして躬行すべし 191
87 謙・譲は身を起こし、驕・争は身を亡ぼす 197
88 貧賤にも富貴にも素行せよ 202
89 禍無きを以て福と為す、餒ゑざるを以て富と為す 207
90 人を訓戒するには、簡明・切当を要し、疾言・詈辱する勿れ 212
91 罪なくして愆を得る者は非常の人なり 217
92 人には各々長ずる所有り、棄つべき人無し 222
93 自ら来る名は、他の来るに任せて可なり 227
94 誉めて当たる者は我が友なり毀りて当たる者は我が師なり 232
95 志、不朽に在れば、業・名も不朽なり 237
96 経を治むるには、先づ経に熟すべし 242
97 人君為る者は、宜しく君徳無きを患ふべし 247
98 官署に在りては、言、家事に及ぶ勿れ 252
99 訟を聴くには、仁・荘・智を以てすべし 257
100 親民の職は、宜しく恒心有る者を択ぶべし 263
101 身に老少有れども心に老少無し 269
あ と が き 275
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